国立市でお絵かきランをしているもじぐみです。ずばり、カタツムリです。梅雨ですし。雨ばっかりでなかなか走りに出掛けられませんね。完走しなくては何も生まれないお絵かきランですから散歩気分でジョギング、というワケにもいきません。天気予報をみると午前中だけは雨マークなし。この時間を使ってさくっと16キロ2時間で走ってきました。
大好きなつくし文具店を通過
このコースは途中で日本を代表するのカルト的文具店「つくし文具店」を通過します。文具マニアなら知ってるかわいいペンケースやメモ帳、オリジナルデザインの鉛筆などが売られている。店舗もすごくかわいいし、店内もかわいいし、ホムペもかわいいし、売ってるものも全部かわいい。東京都内にある独立系文具店は吉祥寺の「36(サブロー)」と「つくし文具店」しかしらないが、他にもいくつかあるみたいで、ちょい割高だがどれも欲しくなるものばかりだ。つくし文具店のペンケースは発売当時買いに行ったものだ。なんとか走っていける距離なのでホント自分は幸運だ。近所に神社があって夏の盆踊りで遊びにいったこともあった。
大学通りと国立駅を通過
途中、気持ちのいい国立市大学通をランニングできます。ここに来ると緑に包まれてホッとしますね。この日は人と通りはすくなったですが、新型コロナウイルス非常事態宣言第3回目の期間、普通の人通りに戻っていました。
大学通では晴れていたのに、国立駅に着く頃にはどんより曇りに。不安定な天気の中、雨が降らないようカタツムリさんに祈りながらのランニングとなりました。
鉄道総合技術研究所でゴール
このコースは、「ブラタモリ」でも紹介された「鉄道総合技術研究所」の裏門でゴールするという、これまたカルト的。正門じゃなく、南側の裏門で、普通の民家エリアにいきなり現れるタイプで、どこかの有名施設を彷彿とさせる佇まいで、地味にものものしい。夜は、何かに連れて行かれそうでまじ怖いです。
無事に完走
2時間の道のり無事完走できまいした。ハーフマラソンに満たない距離なので2時間オーバーはゆっくり過ぎますが、これが体力的に限界なので仕方ありません。タイムや記録で追い込まない気持ちよく、持続可能なランニングを心がけています。
前回の鳩コースや狼コースと同様に、今回も「ザ・かたつむり!」と言えるような、誰が見てもカタツムリと言えるような、カタツムリの代表的なフォルムを目指してデザインした。そういった象徴的、代表的な形のことを個人的に「メタデザイン」と名付けて最近意識してコース作りしています。
NIKEの「First Run」キャンペーンを意識
甲羅の後部を尖らせて、まるで走っているようなスピード感あるカタツムリにしました。最近、そんなポスターをNIKEが出してましたよね。「速度とは、スピードではない」ってNikeがそんなこと言いますか。かっこいいです。
カタツムリの中国語
カタツムリは今年二度目のランニングですが、梅雨時ランという意味ともう一つ今年が丑年であることも走った理由でした。カタツムリは中国語で「蝸牛」と書き、牛コースとあわせてカタツムリコースも今年の丑年にあわせてランニングしている様子が微博やランアプリで見られたからです(下図参照)。牛とカタツムリ、全く共通点無いように今まで見えていましたが、この発見は意外でした。微博には中国や台湾のランニングアートが多く投稿されていて、文化の違いや共通点に驚き、個性や特徴が様々で見ていてとても楽しいです。意見交換も活発で、チャットルームでは絶え間なく熱い論議が交わされています。中国語なのでついていけませんが、自動翻訳ボタンで「俺のこのコースどや」「次のイベントこんなのどう?」「このプランどう?」といった具合に議題だけはなんとかつかめます。この件で綴るとそれだけで長い作文になるのは今日はこのへんで。
梅雨時、このサイトの管理人・yassanも多くのカタツムリコース、でんでん虫コースのプランを公開している。下の梅雨シーズン特集ページをみると他のカタツムリコースがみられますのでどうぞ。
RunGoアプリで誰でも走れます
このコースは、ランニング専用ナビアプリ「RunGo」を使えば、誰でも音声ガイドを受られて、地図プリントを持つことなく手ぶらでコース通りに走れます。ランニング中に「100m先で左に曲がってください」「右に曲がって…」みたいに音声で案内してくれるので、ランニングアートにとても向いていますよ。未体験の方は挑戦してみてください。
国立市の市民ランナー。コースの題材は、干支や鳥などの動物がほとんど。ブログでGPSアートの作り方などを紹介中。twitter、Instagram、Youtubeチャンネルがありますので、ぜひフォローお願いします。