国立市でお絵かきランをしているもじぐみです。今日は「狼(オオカミ)」型のランニングコースをご紹介。全長16キロで気楽。20キロを超えると市民ランナーにとってちょっとした覚悟が必要ですが、この距離なら2時間以内に完走できるので、ちょっとした買い物気分で描けて助かります。
アニメ「Wolf Walker」に影響受け設計
この狼コースは、AppleTV+のオリジナルアニメ「Wolf Walker」を見て、狼の可愛らしさを感じて描いたもの。もし見てない方は是非見てみてください。面白いです。こういったキャラクターもののお絵かきランをすることは自分にとって少ないのですが、やはり面白いと感じた物語の登場人物や動物の絵は描きたいと思ってしまいます。
このアニメ「Wolf Walker(ウルフ・ウォーカー)」を見るとすぐわかるのですが、ジブリアニメ「もののけ姫」に影響を受けているお話。同時に、自然や動物、異世界に対する見方、登場人物の会話や動作を通して、同じテーマであるからこそ浮き出る日本と西洋との文化の違いも感じ取れてとても興味深くみることができました。それについては長くなるのでこのへんで。興味のあるかたは「Wolf Walker」予告編をどうぞ。
Sweaterさんの指南受けGarmin導入
このコースは、はじめてGarminを使いメジャーなランアプリに複数同期して描いたコース。Garminが複数のランアプリで同期できることは、このサイトでも紹介されているお絵かきランナーSweaterさん指南による情報で、おかげでGarmin一つでいろんな完走画像を得ることができるようになった、その第一号のコースでした。
ひとまず実験用として一番安いGarminをメルカリで気軽に買ったのだが(5000円くらい)、とても気に入ったので次はちゃんとした商品を買おうと思います(どれもちゃんとた商品ですが)。
影絵のようなお絵かきランが理想
自分にとっては、シルエットだけの影絵のようなコースになることが理想と考えていて、このコースも目鼻を表現しようとせず、折り返しや重複も最小限にとどめるようデザインしました。修復をかさね、最終的に重複・折り返し、共に無い、完全な一筆書きで描ける、ランニングコースとして理想のルートになったので満足この上ない。よきよき。
特に気に入ってるのは尻尾のくるっとした表現。このように軌跡を交差させると一筆書きらしさが強調され、クロッキーのようにスピード感ある表現になると気づき、2020年から「交差描き」を意識的に増やしている。この狼は3交差もあるのでちょっとやりすぎ感はあるものの、できるだけ多く取り入れたい筆致だった。リソースが極端に少ない「道」という媒体に奥行きを加える、お絵かきランに合った技法だ。(2021年の丑年干支ランの足などに取り入れている)
と、まるで美術のいちジャンルのように、うっかり語っている自分自身が笑える。
お絵かきラン中の風景
新型コロナウイルス蔓延の中、夕暮れ時に走ったお絵かきランなので、夕日がきれいなランニングになりました。おそらく、第二回目の非常事態宣言中だったので、人通りが少なく寂しいジョギング写真になっている。おそらく新型コロナウイルスの蔓延は2022年末まで続くでしょう。その後の「アフターコロナ」「ニューノーマル」と言われる世界はどのような風景になっているのでしょう。ランニングやマラソン大会はオンライン参加、バーチャルマラソンの習慣が当然になり、東京マラソンも様変わりしてるのかもしれませんね。早く日常が戻ることを祈ります。
このコースを走った詳しい写真や感想についてはもじぐみのお絵かきランブログに詳細がありますので、興味のある人はぜひどうぞ。
お絵かきラン画像検索で2位
2021年6月の時点だが、この狼ラン画像は「お絵かきラン」キーワードでのグーグル画像検索で現在2位。最近ではTATTAのランネット、月刊ランナーズを中心に「お絵かきラン」という呼び方をよく使われているようだ。もじぐみのサイトでは「ランニングアート」の呼び方でコースを紹介しているが、2位に入ったということは、自分のサイトも「お絵かきラン」としてGoogleに認知されたようだ。
国立市の市民ランナー。コースの題材は、干支や鳥などの動物がほとんど。ブログでGPSアートの作り方などを紹介中。twitter、Instagram、Youtubeチャンネルがありますので、ぜひフォローお願いします。