梅雨の小石川を巡る、植物園に描くカタツムリのGPSアート🐌
東京・文京区に位置する小石川植物園は、東京大学大学院理学系研究科の附属施設として、長い歴史を持つ植物の宝庫です。江戸時代には「小石川御薬園」として、幕府の薬草栽培や医学研究の場となっており、現在でも薬用植物や世界各地の珍しい植物が数多く育てられています。梅雨の時期には、園内の木立の中にひっそりと咲くアジサイが、しっとりとした風情を醸し出します。
今回のGPSアートは、この小石川植物園を囲むように歩くことで、“カタツムリ”の姿を描く約7kmのコースです。播磨坂さくら並木や白山神社、さらに千石や茗荷谷といった落ち着いた住宅地もルートに含まれており、静かな都市の風景を感じながら歩くことができます。
このコースを歩くことで、古き良き文教の街・文京区の歴史と自然が交差する風景に触れることができます。雨に濡れる石畳、緑に包まれた坂道、そしてアジサイの鮮やかな色彩が、梅雨の散歩にやさしい彩りを添えてくれることでしょう。静けさの中で自らの足跡でアートを描く体験は、日常を豊かにするひとときになるはずです。
コース詳細(外部リンク)

2008年プロポーズで始めたGPS絵画がギネス世界記録(最大のGPSアート)に認定され、GPSアートの世界的先駆者になっちゃった人。「宇宙規模のプロポーズをしたのに彼女を本気でイライラさせた人」に認定された激レアさん。Googleのドキュメンタリーにイノベーターとして紹介される唯一の日本人。
発表したコースは2,000超、24か国に及びます。